どうしてネコににんにくをあげたらダメなの?意外と知らないその理由

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「ネコににんにくはNG!」

ネコの飼い主さんにとってはもはや常識的なこのフレーズ。でも、一体にんにくの何がどうネコに悪いの?と聞かれて正しく答えられる人はどれくらいいるでしょうか?愛猫の健康を考える飼い主さんにとって、どんな食べ物が猫に良くないのかを知ることはとても重要です。中でも、にんにくは猫にとって非常に危険な食材であることが知られています。本記事では、ネコにとってにんにくを食べることがどのように危険なのか、その理由を詳しく解説していきます。



ネコににんにくが良くない理由は「アリシン」

にんにくは、アリシンと呼ばれる硫黄化合物を含んでいます。このアリシンは、抗酸化作用や抗菌作用があり、人間にとっては健康効果が期待できる成分です。しかし、猫にとっては逆に有害であることがわかっています。このアリシンはにんにく特有のニオイ成分でもあります。では、アリシンの何がネコに悪いのでしょうか?

にんにくに含まれるアリシンがネコにとって危険

猫がにんにくを摂取すると、アリシンが体内で分解される過程で、酸化ストレスが起こります。これにより、猫の赤血球が破壊されることがあり、溶血性貧血という症状を引き起こすことがあります。溶血性貧血は、猫の命にかかわる重篤な状態であり、そのためにんにくは絶対に与えてはいけません。

また、アリシンは猫の消化器官にも悪影響を及ぼすことがあります。特に、胃腸の粘膜を刺激し、潰瘍や炎症を引き起こすことがあります。これらの症状は、猫の体調を著しく悪化させ、食欲不振や下痢、嘔吐などの消化器症状を引き起こします。

アリシンは、にんにくに含まれる硫黄化合物で、にんにく特有の香りや辛味の原因となる成分です。にんにくを切る、潰す、または噛むことで、アリインとアリイナーゼという酵素が混ざり合い、アリシンが生成されます。

人間にとってアリシンは、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用などの健康効果が期待できる成分であり、心臓病や高血圧の予防、免疫力の向上などに役立つことが研究で示されています。さらに、アリシンは、血栓の生成を抑制する効果もあり、血流改善にも寄与するとされています。

しかし、アリシンは有害。猫の体内でアリシンが分解される過程で酸化ストレスが生じ、赤血球が破壊されることがあります。これが原因で溶血性貧血を引き起こし、場合によっては重篤な状態に陥ることがあるため、猫にはにんにくを与えてはいけません。また、アリシンは猫の消化器官にも悪影響を与えることが知られており、胃腸の粘膜を刺激して潰瘍や炎症を引き起こすことがありますので絶対に与えないようにしてくださいね。

猫がにんにくを食べてしまったときの対処法

万が一、猫ににんにくを与えてしまった場合は、まずは冷静に状況を把握しましょう。猫が摂取したにんにくの量が少なければ、すぐに体調に変化が現れることはありませんが、様子を見ながら経過を観察することが大切です。

一方で、猫が大量のにんにくを摂取した場合や、体調が急激に悪化しているような症状が現れた場合は、ただちに獣医師に相談しましょう。早期治療が重要であり、適切な対応が命を救うことにつながります。

猫に安全な食材を

猫にとって安全で適切な食材を与えることが、愛猫の健康を維持するために大切です。猫は肉食動物であり、タンパク質が豊富な肉類や魚類を主食として与えることが望ましいです。また、市販の猫用フードも栄養バランスが整っているため、適切に与えることで猫の健康維持に役立ちます。

ただし、猫に与える食材には注意が必要です。例えば、魚を与える際は、骨を取り除いたり、生の魚を与えないように気を付けましょう。また、肉類も生のまま与えると細菌感染のリスクがあるため、十分に加熱してから与えることが大切です。

まとめ

ネコにとってにんにくは非常に危険な食材であり、アリシンという成分が溶血性貧血や消化器官への悪影響を引き起こすことがあります。猫に与える食材は、肉類や魚類、猫用フードなど安全で栄養バランスが良いものを選びましょう。

愛猫の健康を守るために、猫に与えてはいけない食材を理解し、適切なケアを心がけることが大切です。今回の記事が、飼い主さんにとって有益な情報となることを願っています。

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