背中かゆかゆ!猫が背中を痒がる5つの原因

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猫が背中を痒がる原因はさまざまですが、代表的なものは以下の通りです。



ノミやダニの寄生

猫固有のシラミやヒゼンダニなどが寄生すると、背中にフケやブツブツ、かゆみなどを引き起こします。ノミやダニは他の猫や動物から感染することもあります。また、ノミの死骸やフンに対するアレルギーもかゆみの原因になります。

皮膚真菌症

人間の水虫のような症状になります。毛が抜けたり、かさぶたができたりします。皮膚真菌は他の猫や人間にも感染する可能性があります。この皮膚真菌症についてもう少し詳しく見ていきましょう。

ネコの皮膚真菌症は皮膚の表層に感染する真菌により引き起こされる疾患で、ネコの健康と飼い主の健康の両方に影響を及ぼす可能性があります。真菌は環境中に広く存在しており、特に暖かく湿った環境では増殖しやすいです。

症状は感染部位と真菌の種類により異なりますが、一般的には皮膚の赤みや脱毛、かさぶた、湿疹、かゆみなどがあります。特に、円形の脱毛部位や皮膚の細かな鱗(スケール)が見られる場合は皮膚真菌症を疑うべきです。しかし、症状は必ずしも顕著ではなく、一部のネコは無症状である可能性もあります。

皮膚真菌症の診断は主に病変部位から採取したサンプルを顕微鏡下で観察することで行います。この際、真菌の菌糸や胞子を確認することで診断がなされます。また、特殊な蛍光灯を用いて皮膚を照らすことで、一部の真菌種(特にMicrosporum canis)が放つ特有の蛍光を視認する方法もあります。

治療は抗真菌薬の使用が中心で、局所的な感染には塗布薬、全身的な感染には経口投与薬が用いられます。治療期間は真菌の種類や感染の程度によりますが、一般的には数週間から数ヶ月必要とされます。この間、獣医師の指導に従って定期的な再診と治療を続けることが重要です。

また、ネコの生活環境(ベッド、ブラシ、おもちゃ等)も清掃と除菌が必要です。これは真菌が環境中に広く分布しており、再感染のリスクを減らすためです。

皮膚真菌症は人畜共通感染症であるため、飼い主自身も感染し得るため注意が必要です。感染した場合、人間も同様の症状(皮膚の赤み、かゆみ、脱毛など)を示す可能性があります。そのため、ネコからの感染を防ぐためには、ネコとの接触後は手洗いを徹底するとともに、感染が疑われる場合には早めに医療機関に相談することが重要です。

また、感染が確認された場合、ネコは他のペットや家族に感染を広げないように注意が必要です。可能な限りネコを隔離し、共有スペースの清掃を徹底することが求められます。その上で、獣医師の指示に従って治療を進めてください。

治療が終わっても、真菌は環境中に広く分布しているため再感染する可能性があります。感染予防には、ネコの免疫力を維持することが大切です。健康的な食事、適度な運動、ストレスの管理などを通じて、ネコの健康を維持しましょう。

皮膚真菌症は厄介な疾患ですが、早期発見と適切な治療、再感染予防の対策を講じることで、問題を管理し、ネコの健康を守ることができます。

アレルギー

食べ物や花粉、ハウスダストなどに対するアレルギー反応で、かゆみを感じることがあります。掻きむしるほどの激しいかゆみがある場合は、アレルギーの可能性が高いです。

アレルギーは血液検査や皮膚検査で診断できます。

紫外線

白や淡色の毛の猫は、紫外線によって皮膚が炎症を起こすことがあります。特に耳や鼻、目の周りなどは注意が必要です。紫外線対策としては、日焼け止めクリームや日よけグッズを使うことができます。

ストレスや乾燥

ストレスは免疫力を低下させて皮膚トラブルを引き起こすことがあります。また、乾燥した空気やシャンプーなどで皮膚が乾燥すると、かゆみを感じることもあります。ストレスや乾燥の原因は個々の猫によって異なります。

まとめ

以上の原因のほかにも、皮膚腫瘍や自己免疫性皮膚炎などでかゆみを感じることもあります。猫の皮膚は人間よりも薄くてデリケートなので、かゆみを放置すると傷つけたり感染したりする恐れがあります。かゆみの原因や程度によっては、獣医さんに相談したほうが良い場合もあります。

背中がかゆそうなかわいいネコちゃんの動画を見つけました。是非ご覧いただき癒やされてくださいね。

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