ネコのノミは気付かないうちに繁殖し、ネコだけでなく人間にも被害を与えることがあります。そのため、定期的に予防対策を行い、ノミを予防することがとても大切です！以下では、ネコのノミを予防するための方法を5つ紹介していきます。ネコがかゆがっているお宅は特に参考にされてみてくださいね。
ノミ予防薬の使用
ノミ予防薬の使用は、最も効果的で手軽な方法です。市販のノミ予防薬を使用することで、ノミの幼虫や卵をも除去することができます。薬剤を投与する前に、必ずネコの体重と年齢に合わせた適切な薬剤を選びましょう。また、投与する際には正しい方法で行い、規定の用量と期間を守ることが必要です。自分でなかなかわからない…という方は獣医さんに相談してみるのもおすすめ。
ネコの状態のチェックと掃除
定期的に、ネコの皮膚や毛並みを確認し、ノミの存在をチェックしましょう。ノミがよくいる場所は首周り、間接付近などの体温が上がりやすく汚れが溜まりやすい部分です。白いノミ、茶色いノミ、黒いのみなど様々。ノミが発見された場合には、即座に適切な薬剤で駆除することが重要です。また、ノミがいないように環境の掃除も重要です。ノミが発見された場合には、掃除を行い、汚れた寝床や毛布を洗濯し、清潔に保ちましょう。ノミの幼虫は環境中に生息しているために、定期的な掃除は必要不可欠です。
日頃のケア
毛づくろいをしながら寄生虫を探すことで、早期発見が可能になります。また、ネコが外出から帰った場合や、他のネコと接触した場合は、特に掃除とチェックを行いましょう。また、適切な食事と健康を維持し、割れた肌や傷を起こしいている場合には、早めに治療を行いましょう。健康な状態で過ごすネコは、ノミに感染しにくくなります。
家の環境整備
家の中にある敷物やカーペット、コースターにノミは潜むことがあります。また、開けっ放しにした窓やドアを通じてノミが侵入することもあるので、しっかりとシャットアウトしましょう。ノミは湿気を好むこともありますので、特に梅雨や夏時期には注意が必要です。家の環境を整備し、ノミが増殖しにくい環境を作りましょう。
ハーブやアロマの活用
自然界の中からもネコのノミ予防に有効なアロマやハーブが存在します。ニーム、レモンバーム、ラベンダー、シダーシャビング、ユーカリなどを使用することで、気軽にノミの対策を行うことができます。ただし、ノミ予防効果は薬剤と比較して少し低くなりがちです。長い目で見て、安全でネコにも人にも刺激が少ないため予防的に使うのがベスト。
動物病院に行くときに伝えるべきこと
ネコちゃんのノミが出てきたとき、動物病院に行かれる方も多いはずです。以下のポイントを獣医さんに詳しく伝えることでスムーズに治療を行うことができます。
- 症状の詳細: ネコの具体的な症状を伝えましょう。かゆみの程度や患部の腫れ、傷などがあれば説明してください。また、症状が始まった時期や変化の経過もお伝えください。
- 生活環境: ネコの生活環境について説明しましょう。屋内飼いか屋外飼いか、他のペットとの接触の有無、最近の環境変化（引っ越し、新しいペットの迎え入れ等）も伝えると良いでしょう。
- 食事と水分摂取: 食事の内容や量、食べ物に対するアレルギーや好き嫌い、最近の食欲の変化について説明してください。また、水分摂取の状況も伝えましょう。
- 排泄状況: 便や尿の状態（色、硬さ、量等）、排泄の頻度や最近の変化があればお伝えください。
- ワクチン接種・健康診断の履歴: ネコが受けたワクチン接種や健康診断の履歴を獣医さんに提供しましょう。ワクチン接種の予定がある場合も伝えてください。
- 薬の服用: ネコが現在服用している薬やサプリメントがあれば、その名前と用量を伝えましょう。また、過去に薬を使用していた場合も説明してください。
- その他の情報: ネコの性格やストレスに対する反応、怪我や病気の既往歴、発情期や去勢・避妊手術の状況など、獣医さんに役立つと思われる情報を伝えましょう。
これらの情報を獣医さんに伝えることで、ネコの症状や健康状態を正確に把握し、適切な治療が行われるようになります。