「ケンカはやめて!2匹を止めて!」猫同士のケンカを止める5つのポイント

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猫は基本的に独立した生き物で、自然界では縄張り争いや鳴き声で対立が生じることがあります。飼い猫同士でも、時々喧嘩が起こることがありますが、これが問題になることも。鳴き声が騒音問題になったり、ケンカしたネコの飼い主とトラブルになったり…そんな厄介なネコ同士の喧嘩対策について効果的に止める方法を5つご紹介します。



まずはじめに:喧嘩を見分ける(ケンカ?じゃれあい?)

まず、本気で喧嘩しているのか遊んでいるだけなのかを見分けましょう。遊びの喧嘩ならば、猫同士が互いに噛んだり引っ掻いたりしても大丈夫です。しかし、本気の喧嘩では、噛みつきや引っ掻きによるケガが起こりますので、注意が必要です。特に野良猫とケンカをしているときには雑菌や感染症にかかってしまうリスクもありますので要注意!甘噛か、マジ噛みか、わからない場合はケンカのあとにしっかり体をチェックしてあげるようにしましょう。

方法1:二匹の間を遮る

板や新聞紙などを用意して二匹の間を遮ってみてください。大体の場合、二匹はキョトンとしてクールダウンしていきます。この際、猫は興奮状態にありますので巻き込まれて怪我をしないように充分に気をつけましょう。長袖を着るだけでもずいぶんな予防策になります。

方法2:ケンカより大きな音で驚かせる

猫同士が本気で喧嘩をしている場合、大きな音を出して驚かせることで、一時的に喧嘩を止めることができます。たとえば、手を叩いたり、鍋蓋を落としたりすると、猫たちはびっくりして喧嘩を止めるでしょう。ただし、周囲の人もびっくりさせてしまうこともあるので周辺の環境には充分気をつけてくださいね。

方法3:水をかける

なかなかファンキーな方法ですが、水をかけることで、猫同士の喧嘩を効果的に止めることができます。猫は水が苦手なので、シャワーノズルや水鉄砲などで水をかけると、喧嘩をやめて逃げることがあります。夢中でケンカをしていたネコがビクッと止まる様子はなかなか見もの…ただし、水をかけすぎるとストレスを感じることもあるので、適度に使用しましょう。

方法4:猫を別々の部屋に移動させる

多頭飼いをしている方で、室内で猫同士の喧嘩が長引く場合は、一時的に別々の部屋に移動させることが効果的です。猫が落ち着くまで、しばらく別々の部屋で過ごさせてください。再度、同じ部屋で過ごすようになったら、様子を見ながらゆっくりと慣れさせていきましょう。ネコもかなり気まぐれな生き物なので、15分くらい強制的に距離を取らせることで信じられないくらい仲直りすることもあります。

方法5:ストレスを減らす

猫同士の喧嘩の原因のひとつはストレスです。人間も、イライラしているときは人にとっかかったり八つ当たりしたりしてケンカをしますよね。それと似た感覚です。猫のストレスを軽減することで、喧嘩の回数を減らすことができます。以下の方法でストレスを減らしてあげましょう。

  1. 適切な運動量を確保する
    猫は運動が好きな生き物です。適切な運動量を確保することで、ストレスが軽減されます。毎日、猫と一緒に遊んだり、猫用のおもちゃを与えたりして運動の機会を提供してあげましょう。
  2. 適切な環境整備
    猫は縄張り意識が強いため、自分のスペースが確保されていることが重要です。それぞれの猫に対して、寝床やトイレ、食器などを用意し、ストレスのない環境を整えてあげましょう。
  3. 安定した生活リズムを保つ
    猫は日常の生活リズムが乱れるとストレスを感じやすくなります。できるだけ一定のリズムで餌を与えたり、遊んだりすることで、猫のストレスを軽減することができます。
  4. 定期的な健康チェック
    猫同士の喧嘩が頻繁に起こる場合、健康上の問題が原因のこともあります。痛みや不調があるとストレスが溜まりやすくなるので獣医師に定期的に健康チェックをしてもらい、病気や怪我がないか確認しましょう。

まとめ

猫同士の喧嘩は、飼い主にとっても心配な問題ですが、適切な対処法で効果的に止めることができます。本記事で紹介した方法を試してみて、猫たちのストレスを軽減し、喧嘩を減らすよう努めましょう。健康で安全な環境を整えることが、猫たちが幸せに暮らすための鍵です。

ネコのケンカってなんだかハタから見てると面白いですよね。いくつか動画を掲載します。

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